矯正歯科

ORTHODONTICS 矯正歯科

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矯正歯科とは

矯正歯科とは、歯並びを整えるための治療を主に行っている歯科のことです。マウスピース矯正やワイヤー矯正など、さまざまな専用装置を用いて歯並びを矯正します。

矯正の種類

  • ワイヤー矯正(表側矯正)

    ワイヤー矯正(表側矯正)

    最も一般的な矯正方法です。
    ブラケットと呼ばれる装置を、ワイヤーを使って歯の表側に装着し、歯列を整えていきます。
    従来の金属製のものだけでなく、見た目が目立たないセラミック製やプラスチック製の「審美ブラケット」と呼ばれるものもあります。
  • 裏側矯正

    裏側矯正

    歯の裏側にブラケットを装着する矯正方法です。
    矯正器具が見えないので、見た目が気になる方や矯正していることを他人に知られたくない方にはおすすめです。ただし、表側矯正と比べると治療費は割高になります。
  • マウスピース矯正(インビザライン)

    マウスピース矯正

    自分の歯並びに合わせたオーダーメイドのマウスピースを作り、装着する矯正方法です。
    マウスピースは透明なので外見的には目立ちにくく、取り外しが可能なのでむし歯や歯周病のリスクも低くなります。
    効果を得るためには1日20時間程度の装着が必要とされています。
  • 部分矯正

    部分矯正

    特定の歯だけを矯正する、部分矯正という方法もあります。
    全体を矯正するよりも費用が安く矯正期間が短く済むのがメリットです。ただし、歯並びの状態によっては処置が難しいケースもあります。
Doctor Information
矯正担当 星島 光博
<略歴>
2008年 岡山大学歯学部卒業
2009年〜2022年 岡山大学歯学部 矯正歯科
(2015年〜教育医長 2018年〜外来医長)

<認定資格>
日本矯正歯科学会 認定医 指導医
歯学博士 修士(バイオサイエンス)

矯正治療について

  • 01矯正治療専門医による診断・治療を受けることが出来ます

    歯並びが悪い人が多いです
    厚生労働省の報告では、現代の約60%は歯並びに問題を抱えているとの報告があります。しかし、実際に矯正治療を行なっているのはそのうちの10〜20%程度と言われています。20歳以上で矯正治療をしたい方は多くいますが、実際にはタイミングがわからない、どこの歯科ですれば良いのかわからないといった悩みを抱えているそうです。当院では矯正専門医による診断・治療を行っているので安心して治療を受けることが出来ます
  • 02マウスピース矯正にも対応しています

    マウスピース矯正を行なっています
    当院ではインビザラインを含めたマウスピース矯正に対応しています。
    患者様にとってのメリットとしては
    透明のマウスピースを装着するだけなので目立ちにくい
    いつでも取り外し出来るので口の中を清潔に保ちやすい
    装着感がよいので、ワイヤーを使った治療より治療中の不快感が少ない
    従来では金属製の装置がとれることがあるが、装置がとれることがない
    といったことが挙げられます。
    一方デメリットとしては以下の事項があります。
    ・マウスピース装置では改善しない症例がある
    ・患者様が使用しないと治療が進まないことがある
  • 03口腔内スキャナーでシュミレーションすることが可能です

    口腔内スキャナーでシュミレーション出来ます
    当院ではインビザラインを含めたマウスピース矯正の際には口腔内スキャナーを用いて型取りを行うことがあります。口腔内スキャナーは特殊なカメラで口の中を撮影することで瞬時に患者様の口の中を3Dで確認することが出来ます。最終的な歯並びもデジタル上で確認することが出来るので、従来のような型取り(粘土のような材料)をする必要がなく、嘔吐反射の起きやすい患者様や型取りが苦手な患者様も安心して治療を受けていただくことが出来ます。         
  • 04小児の矯正にも力を入れています

    プレオルソ 子供 歯並び
    子供の頃からむし歯予防、歯並びの改善を行なった子供は、大人になってからも歯のトラブルが少ないというデータがあります。当院では子供の頃から歯並びの改善を行い、生涯にわたって自分の歯を支えるよう、積極的に小児矯正(Ⅰ期治療)を行っています。小児の場合矯正装置を正しく使用することで、約70〜80%の患者様は歯並びの改善が認められます。
  • 05矯正治療も被せ物の処置も当院で完結出来ます

    プレオルソ 子供 歯並び
    当院では矯正治療だけではなく、虫歯や神経の治療、被せ物の治療も行っています。矯正治療によって、歯の形が悪く被せ物が必要になったり古い被せ物が噛まなくなったりします。また、被せ物を前提として歯のポジションを決定する場合もあります。その場合でも、他の医院に行かずに当院ですべての治療が完結出来るメリットがあります。
  • 06ガミースマイルも治療可能です

    プレオルソ 子供 歯並び
    当院ではガミースマイルの治療も行っております。ガミースマイルとは笑った時に歯茎が多く見える状態を言います。歯茎が多く見えることで、人前で笑顔を作ることが出来ないなどの日常生活に支障が出る場合があります。矯正治療とセラミックや歯茎の処置を複合的に組み合わせての治療が可能です。
  • 当院では、実際に矯正前後でどのような歯並びになるかを確認していただくために、 無料矯正シュミレーションをおこなっています。(*成人のみ)

    悪い歯並びは治さないといけないでしょうか?

    8020運動をご存知でしょうか?8020運動は”80歳で20本以上自分の歯を残そう”という運動のことです。20本以上あれば食生活にほぼ満足することが出来ると言われています。実際に80歳で20本以上ある方の歯並びを調査すると、比較的良い歯並び・噛み合わせの方がほとんどだったと報告されています。歯並びが悪いとむし歯や歯周病になりやすく、歯を失いやすくなります。矯正治療の目的は、歯並びを良くすることで健康な生活を送ることにあると考えます。

    矯正治療はいつから始めたらいいですか?

    一般的に”上下の前歯4本が永久歯になった頃 10歳前後”と言われていますが、歯並びや噛み合わせの状況によって治療を開始するタイミングが異なります。特に噛み合わせのせいで骨格に悪影響が出てしまっている場合には乳歯の段階でも治療を開始する場合もあります。噛み合わせや歯並びが気になる場合には一度相談されることをお勧めします。

    歯を抜かないとダメですか?

    精密検査の結果、骨格や歯と顎のバランスを考慮し、歯を抜いて治した方が長期的に安定して良い歯並びを維持できる場合には歯を抜いての矯正治療をお勧めすることがあります。歯並びが悪い状態よりも歯を抜いてしっかり噛める歯を増やした方が噛む力が上がり、生活の質が向上します。

    不正咬合の種類

    叢生

    叢生

    歯並びがガタガタの状態をいいます。叢生は口の中に歯が生える十分なスペースがなく、歯と歯が重なり合ったり前後に互い違いになっている状態です。歯が重なり合っているので十分に歯ブラシが出来ず、虫歯や歯周病になりやすくなります。
    上顎前突

    上顎前突

    上の歯が強く前に傾斜していたり、上の歯が全体的に前に出ている状態です。また、下あごが小さかったり後ろにあることで見かけ上出っ歯に見える事もあります。この状態では口を楽に閉じることが出来ませんし、顔の怪我で前歯が折れたりしやすくなります。また、噛み込みが深い方では下の歯で上の前歯の裏側の歯肉を傷つけることもあります。
    開咬

    開咬

    噛んできても、前歯が噛み合わない状態です。前歯で食べ物をうまく噛み切ることが出来ないだけではなく、正しい発音が出来ないことが多いです。遺伝的な問題、舌の悪い癖、指しゃぶりが原因となることが多いです。開咬では奥歯に負担がかかりやすく、奥歯が虫歯や歯周病になったり歯が破折したりする場合があります。
    裏側矯正

    空隙歯列

    歯と歯に隙間がある歯並び、いわゆるすきっ歯の状態です。もともと歯の本数が少ない、歯が顎に対して小さい、低位舌の癖があるといったことが原因になります。隙間から空気が抜けてしまうので、発音がうまく出来ず滑舌が悪くなります。歯の隙間に食べかすが詰まりやすいので、歯周病や虫歯のリスクが高くなります。
    裏側矯正

    過蓋咬合

    上の歯が下の歯を覆ってしまうほど深く噛んでいる状態です。深く噛み込むことで上の歯の裏側の歯肉を傷つけたり、前歯が乾くことで虫歯や歯肉炎になったりします。
    裏側矯正

    下顎前突

    下の歯が上の歯より前に出ている状態です。受け口、反対咬合ともいいます。上下の前歯の傾きに問題がある場合と下の顎が大きすぎたり上の顎が小さすぎたりする場合があります。この状態の方はうまく噛めないだけではなく、聞き取りにくい話し方になる場合が多いです。

    矯正治療の流れ

    初めて来院される方・カウンセリング
    初めて来院された方や矯正治療を希望される方には、まず現在の口の中の悩み、不安、希望などを詳しくお聞きします。当院では完全個室となっておりますので、別の患者様にお話を聞かれることがないように配慮しています。
    口腔内スキャナーによる無料シュミレーション(*成人・ご希望の方のみ)

    当院では、口の中を三次元的にスキャンするPrimescanという口腔内スキャナーを用いて歯並びのシュミレーションを行います。治療前後の歯並びを3D画面上で確認できるので、より具体的に治療後のイメージがつきやすくなります。
    診査・診断

    歯型・顔の写真・セファロレントゲン撮影(正面・横顔のレントゲン)などの資料をとり、より具体的な診断を行なっていきます。当院ではワイヤー矯正・マウスピース矯正どちらにも対応していますが、患者様によって最適な方法は異なりますので、患者様のご希望・治療期間・リスク等を含め最適な治療法を提案させていただきます。
    治療開始

    実際の治療を進めていきます。治療中は月に約1回程度の通院となります。

    保定期間・メンテナンス

    治療終了後、何もせずにいると後戻り(歯が矯正治療前の歯の位置に戻ろうとすること)が起こることがあります。後戻りを防ぐには、保定装置という装置を約6ヶ月〜装着する必要があります。その後も定期的なメンテナンスによって、綺麗な歯並びをキープすることが必須になります。

きれいな歯並びで生涯に渡って自分の歯でお食事をするために当院がサポートしていきます

お子様の歯を守るならぜひ当院へ
歯は一生の宝物。見た目はもちろんのこと、むし歯や歯周病といったお口のトラブルを未然に防ぐためにも、歯列の矯正は大切です。きれいな歯並びを手に入れたいという方はぜひ当院へご相談ください。